目次
できるPower Automate Desktop あーちゃん 著
対象:初級者
この本の著者であるあーちゃんさんは、もともとSEやPGなどのエンジニアではない(?)らしく、ご自身も初めてPower Automate Desktopを使用したときは四苦八苦されたみたいです。
ゆえに、本書の内容は、RPAのようなツールを初めて利用する人の目線で記述されていると、読んでいて強く感じました。
入門書としては、かなり親切な構成になっているかと思います。
エンジニアではないが、業務効率化を推進したいという方は、本書を手に取ってみると良いかと思います。
構成
第1章 Power Automate Desktopの基本を学ぼう
レッスン1 Power Automate Desktopって何? <特徴>
レッスン2 Power Automate Desktopを利用するには <利用方法>
レッスン3 Microsoftアカウントを作成するには <Microsoftアカウント>
レッスン4 Power Automate Desktopをインストールするには <インストール>
レッスン5 Microsoftアカウントでサインインするには <サインイン>
レッスン6 Power Automate Desktopの画面や機能を確認しよう <各部の名称と画面構成>
第2章 フローの作成方法を知ろう
レッスン7 自動化したい業務の手順を整理してみよう <自動化の準備>
レッスン8 レコーダー機能を使ってみよう <デスクトップレコーダー>
レッスン9 作成したフローを実行・保存するには <フローの実行と保存>
レッスン10 フローを編集するには <フローの編集>
レッスン11 保存したフローのファイルを確認するには <OneDrive>
レッスン12 アクションを選んで使ってみよう <アクション>
レッスン13 「変数」を知ろう <変数>
レッスン14 繰り返し処理を実行するには <ループ>
レッスン15 条件によって処理を変えてみよう <条件分岐>
レッスン16 エラーを確認するには <エラー>
第3章 Excelの作業を自動化しよう
レッスン17 請求項目一覧から取引先別の請求書を作成しよう <請求書の作成>
レッスン18 Excelを開いて操作するワークシートを指定するには <Excelの起動>
レッスン19 Excelの内容を読み取るには <データの読み取り>
レッスン20 繰り返し処理の[Loop]を設定するには <繰り返し処理>
レッスン21 Excelの不要なデータを削除するには <データ削除>
レッスン22 読み取ったデータを別のExcelに転記するには <別ファイルへの転記①>
レッスン23 品名や単価などを転記するには <別ファイルへの転記②>
レッスン24 名前を付けてExcelを保存するには <名前を付けて保存>
レッスン25 条件分岐で空欄の場合は処理をスキップするには <条件分岐①>
レッスン26 「品名3」が空欄の場合は処理をスキップするには <条件分岐②>
第4章 Webフォームへの入力を自動化しよう
レッスン27 Webページに売上データを登録しよう <Webフォームへの自動入力>
レッスン28 Webページの操作を記録するには <Webレコーダー>
レッスン29 Excelから売上を読み取るには <Excelワークシートから読み取り>
レッスン30 フォームへの入力が繰り返し行われるようにするには <For each>
レッスン31 売上日の値を年、月、日に分けて取得するには <サブテキストの取得>
レッスン32 Excelの売上の値をフォームに入力するには <アクションの編集>
レッスン33 Webブラウザーを閉じるには <Webブラウザーの終了>
第5章 メール送信を自動化しよう
レッスン34 メールを自動送信しよう <メールの自動送信>
レッスン35 メールを送信するには <新規メールの作成>
レッスン36 送信先のリストを起動するには <Excelファイルの起動>
レッスン37 Excelファイルの送信先を読み取るには <送信先の読み取り>
レッスン38 送信先別にメールを送信するには <[For each] アクション>
レッスン39 書き込み行を格納する変数を作成するには <変数の作成>
レッスン40 送信後に「OK」と入力するには <Excelファイルへの書き込み>
レッスン41 送信完了のメッセージを表示するには <メッセージの表示>
はじめてのPower Automate Desktop 株式会社ASAHI Accounting Robot研究所 著
対象:初級者~上級者
Power Automate Desktopをある程度使いこなしていくと、UI要素の編集という壁にブチ当たります。
UI要素については、ネット上で検索してもなかなか情報が落ちておらず、私もこの辺は手あたり次第試して、何となく使い方を覚えていきました。
その時にはまだ本書は世に出ていなかったので、当時この本があれば助かっていたんだろうなぁ、とつくづく思いますね。
Power Automate Desktopのアクションについて幅広く網羅されているので、初級者から上級者まで所持していて損はない一冊です。
構成
第1章 RPAとは
1-1 RPAの概要
1-2 RPAの種類
1-3 RPAの導入
第2章 Power Automate Desktopの基本
2-1 Power Automate Desktopとは
2-2 Power Automate Desktopのライセンス
2-3 Microsoftアカウントの準備
2-4 Power Automate Desktopの導入
2-5 Power Automate Desktopの画面構成
第3章 基本機能と概要
3-1 フローの作成
3-2 アクション
3-3 変数
3-4 データ型とプロパティ
3-5 条件分岐
3-6 ループアクション
3-7 レコーダー機能
第4章 Webの操作
4-1 Web操作の基本アクション
4-2 Webブラウザーの起動
4-3 Webブラウザーのスクリーンショットの撮影
4-4 UI要素
4-5 Webページの操作
4-6 Webページのデータ抽出
4-7 Webページを移動したデータ抽出
4-8 条件分岐によるデータの絞り込み
4-9 データの取得結果をメッセージ表示
第5章 Excel操作
5-1 Power Automate DesktopによるExcel操作
5-2 Excelの起動とワークシートの選択
5-3 対象データの抽出
5-4 Excel間の転記
5-5 Excelを保存して閉じる
第6章 UIアプリケーションの操作
6-1 UI操作の概要
6-2 アプリケーションの起動とログイン
6-3 明細情報入力
6-4 PDFの出力
6-5 アプリケーション操作におけるテクニック
6-6 画像認識でのUI操作
6-7 デスクトップレコーダーを利用する
6-8 実践フロー演習問題
第7章 よく使われる便利な操作
7-1 日付の操作
7-2 ファイルやフォルダーの操作
7-3 数の多い分岐
第8章 応用操作
8-1 UI要素の編集
8-2 UI要素の編集が必要な場合
8-3 外部サービス連携
8-4 例外処理
8-5 フローの部品化
8-6 有償ライセンスを使った自動化